第23番札所 橋場不動尊



第23番札所
・住所:東京都台東区橋場2−14−19
・山号・院号・寺号:砂尾山 橋場寺 不動院(すなおさん はしばじ ふどういん)
・通称:橋場不動尊
・不動尊:大聖不動明王
・童子:佛守護童子
・ご詠歌:念仏や 弘誓の船に 身を任せ 上る橋場に 紫の雲

・由緒等:不動院(橋場不動尊・関東三十六不動霊場第23番札所)は、天平宝字4年(760)、奈良東大寺建立に尽力のあった高僧良弁僧正の第一の高弟寂昇上人によって開創された。当初は法相宗であったが、長寛元年(1163)に、時の住職教円(一説には長円)によって天台宗に宗派を改め、鎌倉期以降浅草寺の末寺となり、現在は比叡山延暦寺の末寺となっている。
ご本尊の不動明王は、良弁僧正が相州大山寺で修法しながら刻んだ一木三体不動のうちの一体で、開運、厄除け不動の秘仏となっており、拝観することはできない。お前立ちのご本尊としての不動明王(鎌倉時代の作)は、あたりを圧する威容で世の中の災厄を払っており、江戸時代には、周辺の三条公、有馬候、池田備前候などをはじめとする武家の尊信を集め、また、江戸市民から久しく崇拝されてきた。(寺たびHPより)

・雑感:地下鉄入谷駅から日本堤、泪橋とちょっと怖い所を1人で歩いて参拝です。お寺は隅田川沿いの眺めの良い所にあります。関東大震災、東京大空襲の際にも、不動院を中心とした橋場の一角だけは災禍をまぬがれたことから信者を増やしたそうです。浅草名所七福神の布袋尊にもなっています。





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