第22番札所 浅草寿不動尊



第22番札所
・住所:東京都台東区寿2-5-2
・山号・院号・寺号:阿遮山 円満寺 不動院(あしゃさん えんまんじ ふどういん)
・通称:浅草寿不動尊
・不動尊:大日大聖不動明王・弘法大師
・童子:小光明童子
・ご詠歌:御子護る 不動の智慧は あらたけく大師とともに あはす寿

・由緒等:創建年代・開山ともに不祥だが、慶長16年(1611)中興開山の法印賢鏡が八丁堀に寺地を賜り、移転してきたという。その後、寛永12年(1635)に浅草新寺町(浅草八軒寺町)の現寺地に移転してきた。本尊の不動明王は、奈良時代の良弁僧正の作と伝えられる。各地を転々とした後、平戸藩松浦家の守護仏として祀られるようになり、島原の乱で霊験を顕したという。元禄元年(1688)、平戸藩主松浦鎮信は不動院が江戸藩邸の鬼門にあることから藩の祈願所とし、この不動尊像と聖天像を納めたという。

・雑感:御府内八十八ヶ所霊場 第七十二番でもあります。この一帯は札所が密集しているので収集がはかどりました。





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