第30番札所 高蔵寺



第30番札所
・住所:千葉県木更津市矢那1245
・山号・院号・寺号:平野山 高蔵寺(へいやさん こうぞうじ)
・通称:高倉観音
・真言:おん あろにきゃ そわか(正観世音菩薩)
・ご詠歌:はるばると 登りて拝む 高倉や 富士にうつろう 阿娑婆なるらん

・由緒等:平野山高蔵寺は「たかくらの観音様」の名で広く親しまれ、鎌倉時代から坂東30番札所として知られています。寺の開基は古く、飛鳥時代までさかのぼるといわれ、本堂は室町時代の大永6年(1526年)に再建されたものと思われています。木割構架という工法で造られており、重層の入母屋造りの「九間堂」で、床下が約1.9mもある高床が特色です。
 また、藤原鎌足にまつわる伝説が伝わっています。むかし、猪野長官(いのうちょうかん)というこの地の有力者が子宝に恵まれず観音様に願をかけたところ一人の女の子を授かりました。その子を予与観(しよかん)と名付け育てました。予与観は心清く人に親切なやさしい娘に育ちましたが、器量が悪かったために良縁がありませんでした。そんな自分に嘆いていると、父から自分の出生の話を聞きます。予与観もまた、観音様におすがりすると夢で「鹿嶋に行って、日天を拝みなさい」とのお告げがあり無事、男子を授かりました。この男子が後の藤原鎌足であると言われています。(ウィッキペディアより)

・雑感:追加料金300円で「観音浄土巡り」をしてやや後悔しました。巨大な本尊のおみ足が拝見できるのですが、他はとほほなグッズが所狭しとならんでいるからです。ドラエモンやアンパンマンのお地蔵さんがいたり、このお寺のテイストを象徴しています。





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