第8番札所
・住所:神奈川県座間市入谷3-3583
・山号・院号・寺号:妙法山 星谷寺 (みょうほうざん しょうこくじ)
・通称:星の谷観音
・真言:
・ご詠歌:障りなす 迷ひの雲を ふき払ひ 月もろともに 拝む星の谷
・由緒等:聖武天皇の御代、行基菩薩が諸国遊行のおり、絢爛たる金光星の如く山谷に輝くのを見て、自ら聖観音の像を彫刻し堂宇を営んだとされる。花山法皇が関東巡幸の際、この霊場に立ち寄られた。
源頼朝公の信仰篤く、鎌倉時代に坂東三十三ヶ所の第八番として制定され、巡拝者が日毎に多くなった。また徳川家康公の帰依により、この座間郡に代々寺領としてご朱印を賜っている。
星谷寺には、昭和42年、国指定重要文化財の梵鐘がある。「嘉禄三年丁亥歳次正月廿一日」(1227年)と刻まれており、全国でも50番目、関東以北では2番目に古いものとされている。近江源氏の総本家の佐々木信綱らが寄進したもので、憧座(しゅざ)が1ヵ所しかなく、江戸時代から日本三大奇鐘の一つに数えられている逸品である。昭和50年に立派なコンクリート造りの鐘楼が完成している。当寺には日中星の映る「星の井戸」をはじめ、「根下がり紅葉の老木」、嘉禄三年(1227年)の「撞座一つの梵鐘」、「不断開花の桜」、「咲き分けの椿」など星谷寺七不思議として今に伝えられている。(座間市HPより)
・雑感:山門は無いのですが、立派な仁王さんがいます。星の谷観音の七府不思議というのがありますが、それ程でもありません。
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