第3番札所 粉河寺



第3番札所
・住所:和歌山県紀の川市粉河2787
・交通:JR和歌山線粉河駅下車門前町徒歩15分
・山号・院号・寺号:風猛山粉河寺
・通称:
・本尊:千手千眼観世音菩薩
・ご詠歌:父母の 恵みも深き 粉河寺 ほとけの誓ひ たのもしの身や

・由来:奈良時代末、宝亀元年(770)、大伴孔子古が現在の本堂の場所に草庵を結び、千手観世音菩薩を本尊として粉河寺は創建された。 鎌倉時代には七堂伽藍が整い隆盛をきわめたが、天正13年(1585)、開創以来もっとも受難の年を迎えた。即ち豊臣秀吉は、天下統一の望みを達成するため、紀州攻めを敢行し、当寺より約10粁西にある新義真言宗の総本山 根来寺を中心に一帯は火の海と化し、粉河寺も全山焼失した。
 従って、現在の諸堂は大小20有余数えられるが、何れも江戸時代の再建である。就中江戸中期の代表的な寺院建築物であり、西国に三十三所の中では最も大きい本堂を初め、千手堂・大門・中門の4棟は重要文化財に指定されている。
又、本堂前の左右に築造された粉河寺庭園は、桃山時代の枯山水の庭園で上田宗箇の作庭と云われ、名勝に指定されている。 草創のゆかりとなっている粉河寺縁起絵巻(国宝)を有する粉河寺は、壮大な寺観がもたらす歴史の重味と共に、観音信仰の寺として、いつまでも参詣の人々に安らぎを与え続けることであろう。(西国三十三か所巡礼の旅HPより)

・雑感:あまり人もおらず、桜の寺と名勝庭園を独占。前々から行きたかった十禅律院の庭園も拝観する。





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