別格第20番札所  大瀧寺

山門 本堂 大師像

第20番札所
・住所:徳島県美馬市脇町字西大谷674
・山号・院号・寺号:福大山 大瀧寺(おおたきじ)
・通称:
・本尊:西照大権現
・真言:南無西照大権現
・ご詠歌:霊峰の 岩間にひらく 法の道 厄をながして 衆生ぞすくわる

・由来:奈良時代(神亀三年)行基菩薩が、塩江より御登山になり、阿讃山脈秀峰に一寺を建立し、阿弥三尊を安置されました。平安時代の初期、延暦十年(西暦788)弘法大師も、「三教指帰」と云う大師の著書にはっきりと記されています様に「求聞持修法」をされ、弘仁六年(807年)弘法大師四十二才、二度目の登山のときに、現世の男女厄難消除、万民安楽の為に、西照大権現の御尊像を安置し、法華経を一石毎に書き、男女厄流しの秘法を修されました。又、天安二年(858年)聖宝尊師(理源大師)が登山され、高野槙を御手植になり、男女厄除厄流の大護摩を修法されました。その法が今に伝わり厄流しの寺として有名です。
又、八十八番大窪寺との関係が深く東大窪寺、西大瀧寺の名で呼ばれ、別格二十ヶ寺中で最も高い海抜九百四十メートルの大瀧山上にあります。徳川時代には、高松藩(徳川)と徳島藩家老の稲田氏の祈願所と成っておりました。当時は度々炎上して現在寺宝としては、別にありませんが江戸時代には、阿波讃岐登山道に鳥居の数十八基在りました。(四国別格霊場会HPより)


・雑感:ものすごい山の中。歩きだとここだけで1日使うでしょう。別格の結願寺なわりにはあやしげな雰囲気です。閑散とした境内に、愛想のない朱印受付。チベット仏教に入れ込んでいる様子で旗などが掲げられています。ここに来ないと結願しないので皆仕方なしに来るようなところです。






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