第6番札所
・住所:愛媛県宇和島市天神町1-1
・山号・院号・寺号:臨海山 福寿寺(龍光院)(りゅうこういん)
・通称:
・本尊:薬師如来
・真言:オンマカ キャロニキャ ソワカ
・ご詠歌:みめぐみの 杖をたよりに 有為の山 越えてくもらぬ 月を見るかな
・由来:当山は、大師四国の各地で御修行の砌、当地に立ち寄られ僻地故に都の文化の恩恵の影薄を憂い給い、四国八十八カ所霊場の開創を発願され、大同年間にその御願成就せられたのを記念し、此処に堂宇を建立されたお寺と伝う。
京都大覚寺二品親王四国幸の砌、当山に御駐興遊ばれ、風光明媚と賞せられ臨海山福壽寺の号を賜る。元和元年初代藩主伊達秀宗公御入部の砌、当山を宇和島城(十万石)の鬼門の鎮として、藩と領民の安泰と繁栄を守護する伊達家祈願寺と定められる。これを享けて平成二年、山頂に白亜の除災招福大観音像中国より勧請し、万民の平和と利福を期し建立されている。一石彫りとしては西日本随一の大きさである。
境内には芭蕉の句碑がある。「「父母の志き里に恋し稚児の葦」芭蕉・「芭蕉忌や母は宇和島の人よし」英」(四国別格霊場会HPより)
・雑感:第40番札所観自在寺の奥の院となっていますが、40番札所よりはるかに全然便利な所にあります。宇和島城が見渡せる良い所で桜が綺麗でした。
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