別格第5番札所  大善寺

山門 本堂 大師堂

別格第5番札所
・住所:高知県須崎市西町1-2-1
・山号・院号・寺号:高野山 大善寺
・通称:「二つ石のお大師さん」
・本尊:弘法大師
・真言:南無大師遍照金剛
・ご詠歌:みな人の 善を須崎の高野寺 波の音さえ 法の声かな
・由来:弘法大師四国八十八カ所御開創の砌、須崎の入海はきわめて広く、今の大師堂の地点は海に突き出た岬とっていた。当時は山越しに行くのを常としたが干潮の時はこの二つ石岬の端を廻って行くことができた。ところが同地は波浪いつも岩をかみ「土佐の親しらず」といわれ、波にさらわれて海の藻屑となるものも多く海難が多発し、そのうえ同地点は伊予石鎚山の末端に当たるので身に不浄あるものは時々怪異に出会うといっておそれられていた。
 大師は、そのことを聞いて海岸にたつ大岩の上で海難横死者の菩提のため、海上・陸上の往来安全を祈願して祈祷を行い、一寺を建立したのが今の大師堂の起源である。それ以来難儀も軽減したので、誰言うともなく「二つ石のお大師さん」と呼ばれるようになったという。

・雑感:岩本寺に行く途中にある別格大善寺に訪問。納経所から本堂へのモノレール(ミカン畑にあるようなやつ)300円のわりにはチョビッとなので皆さん歩きで階段を登ります。本堂は田舎の集会所みたいな感じでちょっと寂しいです。






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