胎蔵寺(沼江大師) (番外札所)
・住所:徳島県勝浦郡勝浦町大字沼江字一楽40
・由来:当山は古義真言宗高野派に属し、山号を玉瀧山、院号を瑠璃院と称されている。由緒沿革不詳なれど古老の伝わる所は、往古は現在地より西方三町の処に弘法大師四国御開創の砌、此の地に留錫せられ七堂伽藍を建立せられたと言う。慶長年間長曾我部元親の兵火に罹って灰燼に帰し去った。その寺跡には今尚伽藍地塚ノ本護摩堂の地称が遺って居る。
この本尊薬師如来は開運厄除で有名、また当山は昔より阿波番外霊場としてもその名は広く知られ、最近では当院に縁結沼江大師首無し地蔵尊とその昔、沼江村大字沼江(西岡)の地に岡藤太郎氏の持家寄附により沼江小学校を開校された。その有名な功徳主が明治31年8月我が子供が次々幼く病気で亡くなってゆくのでその悲願金剛まの児安地蔵尊を寄進、その当時の悲しい歴史を物語って今本堂前に祀られている。
・雑感:特になにもない普通のお寺です。事前に電話連絡が必要なみたいで、アポ無し訪問のため、住職不在で御朱印もいただけませんでした。
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