杖杉庵 (番外札所)
弘法大師と衛門三郎 |
杖杉庵(番外札所) ・住所:徳島県名西郡神山町下分字地中 ・由来:四国遍路の元祖とされる衛門三郎が大師を尋ねて順逆21回四国を回り、ついにこの地で力尽きた。そこに大師が現れ、三郎の悪業が尽きたことを告げ、来世の望みを言うように言った。三郎は来世は国守に生まれて善政を施したいと言って息を引き取った。大師は衛門三郎の亡骸を埋め、墓標として形見の杉の杖を立てた。すると杖は根付いて大木になったという。これに因んで杖杉庵と呼ぶ。 ・御詠歌:忍辱のしもとの力強くして 夜叉も羅刹もとりひしぐなり ・雑感:「じょうしんあん」と読みます。四国遍路の代表的なシーンです。 |
本堂 | 杉の木 |