玉泉寺 (87番長尾寺 奥之院)
玉泉寺 (87番長尾寺 奥の院) ・住所:香川県さぬき市長尾町造田宮西1022−2 ・由来:寺伝によれば、弘仁5年(814)四国を巡錫されていた弘法大師が、この地で霊石を感得し、地蔵菩薩を刻んで安置したのが始まりという。往時は霊雲寺と称した。このご本尊は日切地蔵と称され、日を限って誓願すれば災厄苦難を除き、息災増益の守護をいただけるという。 明治初年に廃寺とされるが、昭和5年(1930)三豊郡観音寺町(現・観音寺市)の玉泉寺を移転合併して再興し、現在の寺号山号となる。伽藍はこの時に整備されたもので、山門は霊芝寺から移されたものとのこと。 ・御詠歌:もろ人の願いをかくる地蔵尊 日切の誓いあらたなりけり ・雑感:境内はさして広くないが、本堂の前は藤棚で覆われており、蚊に食われました。
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