地蔵寺 (86志度寺 奥の院)
・住所:香川県さぬき市志度 545
・由来:志度寺を建立した凡園子(おおしそのこ)尼により飛鳥時代に創建されたとされる。
また、寺院には下記の伝承も残っている。景行天皇の時代、日本武尊の子(または弟)讃留霊皇子(さるれおうじ)が天皇より土佐の海で船を襲い人を食して暴れる大魚の退治を命じられた。これを知った大魚は瀬戸内海に逃げ込み志度浦に隠れた。これを見つけた霊子の軍は攻撃を行ったが一同は大魚に飲み込まれた。霊子は一計を案じ、もろともに飲み込まれた軍船に火を着け大魚を退治した。後に、里人は大魚の祟りを恐れ、魚霊堂(うおみどう)と呼ばれる小堂を建立し地蔵菩薩を祀ったという。地蔵寺の名はこれに由来する。
・御詠歌:ももたびももおでおがめよじぞうでら大悲のちかいふかきしどうら
・雑感:志度寺からそう遠くない場所にあります。美人の女性に御朱印を書いて頂く。
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