第76番札所
・住所:香川県善通寺市金蔵寺町1160
・山号・院号・寺号:鶏足山 宝幢院 金倉寺(けいそくざん ほうどういん こんぞうじ)
・通称:
・本尊:薬師如来
・真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
・ご詠歌:まことにも神仏僧をひらくれば 真言加持の不思議なりけり
・由来:金倉寺は、弘法大師の甥で天台宗寺門派の開祖「智証大師」が誕生した地。縁起によると、弘法大師が生まれた宝亀5年に智証大師の祖父・和気道善(わけどうぜん)が建立し、道善は「自在王堂」と名づけ、仁寿元年(851)11月に官寺となった際に開基の名をとって「道善寺」となりました。その後、唐から帰朝した智証大師が唐の青龍寺にならって伽藍を造営、薬師如来を刻んで本尊に。「金倉寺」になったのは928年、醍醐天皇の勅命で、地名の金倉郷にちなんだ寺名となったようです。(四国八十八か所霊場会HPより)
・雑感:ここだけ甥っこの伝説霊場地なのでしょうか。大師堂は智証大師と弘法大師の像を安置。共に「大師」の称号を得、「讃岐の五大師」に数えられています。乃木希典(のぎまれすけ)将軍の遺品展示室があり、明治31年から約3年、この寺で暮らした乃木希典愛用の軍帽、肖像画、夫人からの
手紙などが保存されています。
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