第71番札所 弥谷寺

山門 本堂 大師堂

第71番札所
・住所:香川県三豊市三野町大見70
・山号・院号・寺号:剣五山 千手院 弥谷寺(けんござん せいじゅいん いやだにじ)
・通称:
・本尊:千手観世音菩薩
・真言:おん ばざら たらま きりく
・ご詠歌:悪人と行き連れなんも弥谷寺 ただかりそめも良き友ぞよき

・由来:今からおよそ1300年前。人皇第45代聖武天皇の勅願により、行基菩薩が堂宇を建立し、光明皇后の父母の菩提を弔う為、『大方広仏華厳経』をお祀りし、寺院を創建したといわれています。
獅子之岩屋は、寺院創建の頃よりあった洞窟といわれ、『弘法大師が9〜12歳の頃、この岩屋にて修学(学問)に励まれた』といわれています。また、寺院創建の頃より、この岩屋の右手奥にある洞窟は経蔵として使われていたとされ、大師はこの経蔵から経典をとりだし、岩屋の窓(明星之窓)から明かりを取り込み、写経や学問に昼夜問わず励まれたといわれています。
岩屋の形が『獅子が咆哮をあげた形に見える事から獅子之岩屋』と呼ばれ、「獅子の咆哮は仏の説法と同じ」という仏教の信仰から、この岩屋の前で信心をおこし参拝する事で、『その身につくあらゆる厄災を獅子が食べ尽くし、その身を護る』といわれ、信仰されています。(四国八十八か所霊場会HPより)

・雑感:ここは結構石段がきつかったです。途中から霧丸丸というお城へ分かれ道がありました。弥陀三尊磨壁仏が大師堂から本堂へ向かう途中の岩壁にあり、大師が刻んだとされています。「磨崖仏(まがいぶつ)」と呼ばれ、真言を唱えると極楽往生ができるともいわれます。


磨崖仏



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