第66番札所 雲辺寺

山門 本堂 大師堂

第66番札所
・住所:徳島県三好市池田町白地ノロウチ763-2
・山号・院号・寺号:巨鼇山 千手院 雲辺寺(きょごうざん せんじゅいん うんぺんじ)
・通称:「四国坊」
・本尊:千手観世音菩薩(経尋作)
・真言:おん ばざらたらま きりく
・ご詠歌:はるばると雲のほとりの寺に来て 月日を今は麓にぞ見る

・由来:縁起によると、弘法大師は雲辺寺に3度登っている。最初は延暦8年、大師が16歳のときで善通寺(第七十五番)の建材を求めてであったが、深遠な霊山に心うたれて堂宇を建立した。これが雲辺寺の創建とされている。2度目は大同2年(807)、大師34歳のとき、唐から請来した宝物で秘密灌頂の修法をなされたという。さらに弘仁9年(818・大師45歳)、嵯峨天皇(在位809?23)の勅を奉じて登り、本尊を彫造して、仏舎利と毘廬遮那法印(仏法石)を山中に納めて七仏供養をし、霊場と定められた。(四国八十八か所霊場会HPより)

・雑感:四国霊場のうち最も高い標高911メートル、四国山脈の山頂近くにある霊場で、「遍路ころがし」と呼ばれる難所とされた。現在は、麓からロープウエーで山頂駅まで登ることができる。住所は徳島県だが、霊場としては讃岐の打ち始めの「関所寺」です。


眺め



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