第60番札所 横峯寺

山門 本堂 大師堂

第60番札所
・住所:愛媛県西条市小松町石鎚甲2253
・山号・院号・寺号:石鉄山 福智院 横峰寺(いつづちさん ふくちいん よこみねじ)
・通称:
・本尊:大日如来(伝弘法大師作)
・真言:おん あびらうんけん ばざらだどばん
・ご詠歌:たて横に峰や山辺に寺たてて あまねく人を救ふものかな

・由来:縁起によると、白雉2年、役行者が石鎚山の星ヶ森で修行をしていると、山頂付近に蔵王権現が現れたという。その姿を石楠花の木に彫り、小堂を建てて安置したのが創建とされている。また、延暦年間(782?806)には石仙仙人という行者が住んでおり、桓武天皇(在位781?806)の脳病平癒を成就したことから、仙人は菩薩の称号を賜ったと伝えられる。
弘法大師がこの寺で厄除けと開運祈願の星供養の修法をしたのは大同年間(806?10)とされ、このときやはり蔵王権現が現れたのを感得、堂宇を整備して霊場とした。弘法大師・空海が24歳の若いときの著書『三教指帰』の中で「或時は石峯に跨って粮を絶ち(断食)轗軻(苦行練行)たり」と、この山で修行した様子を記している。(四国八十八か所霊場会HPより)

・雑感:西日本の最高峰・石鎚山(標高1982m)は、山岳信仰の霊地であり、修験道の道場でもあります。境内は山の北側中腹(750m)にある。四国霊場のうちでは3番目の高地にあり、「遍路ころがし」の最難所であった。昭和59年に林道が完成して、現在は境内から500m離れた林道の駐車場まで車で行き参拝できる。但し、林道と駐車場で合計1800円も取られる。
→2014年11月再訪。今回は奥ノ院「星ケ森」にも行ってみました。


境内



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