第58番札所 仙遊寺

山門 本堂 大師堂

第58番札所
・住所:愛媛県今治市玉川町別所甲483
・山号・院号・寺号:作礼山 千光院 仙遊寺(されいざん せんこういん せんゆうじ)
・通称:
・本尊:千手観世音菩薩
・真言:おん ばざらたらま きりく
・ご詠歌:たちよりて作礼の堂にやすみつつ 六字を唱え経を読むべし

・由来:創建は天智天皇(在位668?71)の勅願により、伊予の国主・越智守興公が堂宇を建立、本尊の千手観音菩薩像は天皇の念持仏として、海から上がってきた竜女が一刀三礼しながら彫って安置したとされる。このことから「作礼山」が山号となり、竜宮から届けられたという伝説もある。
さらに仙遊寺には、阿坊仙人という僧が40年にわたって籠り、七堂伽藍を整えるなどをしたが、養老2年(718)に忽然と姿を消してしまったという伝説が残っている。寺名はその阿坊仙人に由来している。
弘法大師が四国霊場開創の折にこの寺で修法をされたとき、病に苦しむ人々を救済しようと井戸を掘り、また荒廃していた七堂伽藍を修復して再興、寺運は興隆した。この井戸は旧参道の脇に残り、「お加持の井戸」として多くの諸病を救ったと伝えられ、信仰されている。(四国八十八か所霊場会HPより)

・雑感:仙人が遊ぶ寺といった優雅な名前のお寺です。紅葉が綺麗でした。側にある犬塚池は文化4年(1807)に完成した溜池で、仙遊寺と栄福寺の使い役をした犬の供養池。


紅葉



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