第57番札所 栄福寺

山門 本堂 大師堂

第57番札所
・住所:愛媛県今治市玉川町八幡甲200
・山号・院号・寺号:府頭山 無量寿院 栄福寺(ふとうざん むりょうじゅいん えいふくじ)
・通称:「伊予の石清水八幡宮」
・本尊:阿弥陀如来
・真言:おん あみりた ていせいから うん
・ご詠歌:この世には弓矢を守る八幡なり 来世は人を救う弥陀仏
・由来:瀬戸内海沿岸のこの近海では、海難事故が絶えなかった。栄福寺は、弘法大師が海神供養を修したことから、海陸安全、福寿増長の祈願寺として往古から信仰されている。
縁起によると、嵯峨天皇(在位809?23)の勅願により、大師がこの地を巡教したのは弘仁年間であった。内海の風波、海難の事故の平易を祈って、府頭山の山頂で護摩供を修法された。その満願の日、風波はおさまり、海上には阿弥陀如来の影向が漂った。この阿弥陀如来の尊像を府頭山頂まで引き揚げて堂宇を建て、本尊として安置したのが創建といわれ、勅願寺とされた。(四国八十八か所霊場会HPより)

・雑感:明治新政府の神仏分離令により、寺は旧地から山の中腹になる現在地に移転し、また神社と寺はそれぞれ独立した。現在の大師堂は、山頂にあった堂舎を移築したとのこと。


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