第48番札所
・住所:愛媛県松山市高井町1007
・山号・院号・寺号:清滝山 安養院 西林寺(せいりゅうざん あんよういん さいりんじ)
・通称:
・本尊:十一面観世音菩薩
・真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
・ご詠歌:弥陀仏の世界をたずね行きたくば 西の林の寺に詣れよ
・由来:縁起によると、聖武天皇(在位724?49)の天平13年、行基菩薩が勅願により伊予に入り、国司、越智玉純公とともに一宮別当寺として堂宇を建立した。その地は現在の松山市小野播磨塚あたりの「徳威の里」とされ、本尊に十一面観音菩薩像を彫造して安置した。大同2年(807)弘法大師が四国の霊跡を巡礼した際この寺に逗留した。ここで大師は国司の越智実勝公と協議、寺をいまの地に移して四国霊場と定め、国家の安泰を祈願する道場とされた。このころ村は大旱魃で苦しんでおり、弘法大師は村人を救うために錫杖を突き、近くで清水の水脈を見つけた。寺の西南300mにある「杖の淵」はその遺跡とされ、水は涸れたことがなく土地を潤し、昭和60年の「全国の名水百選」にも選ばれている。(四国八十八か所霊場会HPより)
・雑感:仁王門納経所前の庭園の中に福授地蔵がいます。お詣りすると1つだけ願いを叶えてくれるそうです。西林寺の奥ノ院でもある「杖の淵公園」にも立ち寄る。名水100選にも入っています。
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