第47番札所
・住所:愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773
・山号・院号・寺号:熊野山 妙見院 八坂寺(くまのざん みょうけんいん やさかじ)
・通称:「熊野八坂寺」
・本尊:阿弥陀如来(伝恵心僧都作)
・真言:おん あみりた ていせい からうん
・ご詠歌:花を見て歌詠む人は八坂寺 三仏じょうの縁 とこそきけ
・由来:八坂寺は修験道の開祖・役行者小角が開基と伝えられるから、1,300年の歴史を有する古い寺である。寺は山の中腹にあり、飛鳥時代の大宝元年、文武天皇(在位697?707)の勅願により伊予の国司、越智玉興公が堂塔を建立した。このとき、8ヶ所の坂道を切り開いて創建したことから寺名とし、また、ますます栄える「いやさか(八坂)」にも由来する。弘法大師がこの寺で修法したのは百余年後の弘仁6年(815)、荒廃した寺を再興して霊場と定めた。本尊の阿弥陀如来坐像は、浄土教の論理的な基礎を築いた恵心僧都源信(942?1017)の作と伝えられる。(四国八十八か所霊場会HPより)
・雑感:山門天井画本堂と大師堂の間に閻魔堂(えんまどう)あり。「極楽の途」「地獄の途」があり、極楽には美しい浄土が、地獄には餓鬼道、畜生道、修羅道などが描かれている。
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