第42番札所 仏木寺

山門 本堂 大師堂

第42番札所
・住所:愛媛県宇和島市三間町則1683
・山号・院号・寺号:一カ山 毘盧舎那院 仏木寺(いっかざん びるしゃないん ぶつもくじ)
・通称:
・本尊:大日如来(伝弘法大師作)
・真言:おん あびらうけん ばざらだどばん
・ご詠歌:草も木も仏になれる仏木寺 なお頼もしき鬼畜人天

・由来:大同2年のころ、弘法大師はこの地で牛を引く老人と出会った。誘われるまま牛の背に乗って歩むと、楠の大樹の梢に一つの宝珠がかかって、光を放っているのを目にした。よく見ると、これは唐から帰朝するときに、有縁の地が選ばれるようにと、三鈷とともに東方に向かって投げた宝珠であった。大師は、この地こそ霊地であると感得、堂宇の建立を決心した。大師は自ら楠で大日如来像を彫造、眉間に宝珠を埋めて白毫とした。これを本尊として安置し、「一山仏木寺」と名づけ、草字体で書写した『般若心経』と『華厳経』一巻を奉納されたと伝えられる。(四国八十八か所霊場会HPより)

・雑感:本尊・大日如来像は像高1.2mの寄せ木造りで県指定文化財になっている。背面に大師作の小像が胎内に納められている旨の墨書がある。牛の背に乗った弘法大師の伝説が語り継がれるためか、ここは牛馬安全の守り仏となっている。紅葉が見事でした。


境内



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