第41番札所 龍光寺

山門 本堂 大師堂

第41番札所
・住所:愛媛県宇和島市三間町戸雁173
・山号・院号・寺号:稲荷山 護国院 龍光寺(いなりざん ごこくいん りゅうこうじ)
・通称:「三間のお稲荷さん」
・本尊:十一面観世音菩薩
・真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
・ご詠歌:この神は三国流布の密教を 守り給わむ誓いとぞ聞く

・由来:縁起によると、大同2年に弘法大師がこの地を訪ねた際に、稲束を背負ったひとりの白髪の老人があらわれ、「われこの地に住み、法教を守護し、諸民を利益せん」と告げて、忽然と姿を消した。大師は、この老翁が五穀大明神の化身であろうと悟り、その明神を勧請して稲荷明神像を彫造、堂宇を建てて安置した。このとき、本地仏とする十一面観世音菩薩と、脇侍として不動明王、毘沙門天も造像して一緒に安置し、「稲荷山龍光寺」と号して四国霊場の総鎮守の寺とされ、開創したと伝えられる。(四国八十八か所霊場会HPより)

・雑感:往時の神仏習合の面影を色濃く伝えている。鳥居の山門をくぐると仁王像に代わる守護役・狛犬がいる。境内には狐とお地蔵さんの石像が仲良く並んでおり、仏や神がごっちゃごちゃに並んでいます。それもまた良し。地元ではお寺ではなく、「お稲荷さん」と呼ばれている。


境内



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