第37番札所
・住所:高知県高岡郡四万十町茂串町3-13
・山号・院号・寺号:藤井山 五智院 岩本寺(ふじいさん ごちいん いわもとじ)
・通称:
・本尊:不動明王 観世音菩薩 阿弥陀如来 薬師如来 地蔵菩薩
・真言:不動明王(なうまく さんまんだばざらだん せんだまかろしゃだ そはたや うん たらた かんまん)、観世音菩薩(おん あろりきゃ そわか)、阿弥陀如来(おん
あみりたていぜい から うん)、薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)、地蔵菩薩(おん かかか びさんまえい そわか)
・ご詠歌:六つのちり五つの社あらわして ふかき仁井田の神のたのしみ
・由来:寺伝によれば、聖武天皇の勅を奉じた行基菩薩が、七難即滅、七福即生を祈念して、現在地より北西約3kmの付近にある仁井田明神の傍に建立したと伝えられる末寺七ヶ寺をもつ福圓満寺が前身とされる。仁井田明神の別当職(別当寺)であったことから、仁井田寺とも呼ばれていた。弘法大師がこの寺を訪ねたのは弘仁年間。大師は一社に祀られていた仁井田明神のご神体を五つの社に別け、それぞれの社に不動明王像、観音菩薩像、阿弥陀如来像、薬師如来像、地蔵菩薩像を本地仏として安置した。大師は、さらに末寺五ヶ寺を建立された。このことから、福圓満寺等は七ヶ寺と合わせて十二福寺、また仁井田明神は仁井田五社と呼ばれていた。(四国八十八か所霊場会HPより)
・雑感:ここも山門越しのイチョウの紅葉が見事でした。本堂内陣の格天井画は昭和53年に新築の際、全国から公募した花鳥風月から人間曼荼羅まで、575枚の絵が天井を彩っています。
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