第32番札所
・住所:高知県南国市十市3084
・山号・院号・寺号:八葉山 求聞持院 禅師峰寺(はちようざん ぐもんじいん ぜんじぶじ)
・通称:「みねんじ」「みねでら」「みねじ」「船魂の観音」
・本尊:十一面観世音菩薩
・真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
・ご詠歌:静かなるわがみなもとの禅師峰寺 浮かぶ心は法の早船
・由来:縁起によると、行基菩薩が聖武天皇(在位724?49)から勅命をうけて、土佐沖を航行する船舶の安全を願って、堂宇を建てたのが起源とされている。のち、大同2年、奇岩霊石が立ち並ぶ境内を訪れた弘法大師は、その姿を観音の浄土、仏道の理想の山とされる天竺・補陀落山さながらの霊域であると感得し、ここで虚空蔵求聞持法の護摩を修法された。このとき自ら十一面観世音菩薩像を彫造して本尊とされ、「禅師峰寺」と名付け、また、峰山の山容が八葉の蓮台に似ていたことから「八葉山」と号した。(四国八十八か所霊場会HPより)
・雑感:奇岩、巨岩の中にあるお寺です。ここからの海の眺めが素晴らしかったです。また、寺を下った場所に武市半平太(瑞山)の旧宅と墓があります。
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