第29番札所
・住所:高知県南国市国分546
・山号・院号・寺号:摩尼山 宝蔵院 国分寺(まにざん ほうぞういん こくぶんじ)
・通称:
・本尊:千手観世音菩薩
・真言:おん ばざらたらま きりく
・ご詠歌:国を分け宝を積みて建つ寺の 末の世までの利益残せり
・由来:聖武天皇(在位724?49)が『金光明最勝王経』を書写して納め、全国68ヶ所に国分寺を建立したのは天平13年のころ。土佐では行基菩薩が開山し、天下の泰平と五穀の豊穣、万民の豊楽をねがう祈願所として開創された。歴代天皇からの尊信が厚く、加護をうけてきた。
縁起によると、弘法大師がこの地を巡錫したのは弘仁6年(815)のころで、毘沙門天像を彫造して奥の院に安置された。その際に本堂で真言八祖に相承される厄除けの「星供の秘法」を修められた。以来、土佐国分寺は「星供の根本道場」となっている。(四国八十八か所霊場会HPより)
・雑感:1250年余の面影を残す境内地は、全域が国の史蹟に指定され、杉苔が美しい庭園で「土佐の苔寺」とも言われているそうです。
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