第26番札所  金剛頂寺

山門 本堂 大師堂

第26番札所
・住所:高知県室戸市元乙523
・山号・院号・寺号:龍頭山 光明院 金剛頂寺(りゅうずざん こうみょういん こんごうちょうじ )
・通称:「西寺」「クジラ寺」
・本尊:薬師如来
・真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
・ご詠歌:往生に望みをかくる極楽は 月のかたむく西寺の空

・由来:室戸岬から海岸沿いに西北に向かうと、土佐湾につき出した小さな岬がある。硯が産出するので硯が浦ともいわれる「行当岬」である。その岬の頂上、原始林の椎に覆われて静寂さがただよう境内が金剛頂寺であり、室戸三山の一寺院として「西寺」の通称でも親しまれている。朱印も「西寺」と捺される。当寺から4kmのところに女人堂と呼ばれる不動堂がある。若き弘法大師はこの間を毎日行き来し修行した霊地であり、行道したことから、「行当」はその名残かもしれない。縁起によると、大師が平城天皇(在位806?9)の勅願により、本尊の薬師如来像を彫造して寺を創建したのは大同2年と伝えられている。(四国八十八か所霊場会HPより)

・雑感:ここも高い所にありますが、車で行けば歩かずとも参拝できます。大師が炊いた米が一万倍に増え、人々を飢えから救ったという「一粒万倍の釜」がありました。


一粒一万倍の釜



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