第21番札所
・住所:徳島県阿南市加茂町龍山2
・山号・院号・寺号:舎心山 常住院 太龍寺(しゃしんざん じょうしゅういん たいりゅうじ)
・通称:「西の高野」
・本尊:虚空蔵菩薩
・真言:おん のうぼう あきゃしゃらばや ありきゃまり ぼり そわか
・ご詠歌:太龍の常にすむぞやげに岩屋 舎心聞持は守護のためなり
・由来:「西の高野」とも称される。四国山脈の東南端、標高61メートルの太龍寺山の山頂近くにある。樹齢数百年余の老杉の並木が天空にそびえ、境内には古刹の霊気が漂う。弘法大師が19歳のころ、この深奥の境内から南西約6メートルの「舎心嶽」という岩上で、1日間の虚空蔵求聞持法を修行されたという伝えは、大師が24歳のときの著作『三教指帰』に記されており、よく知られている。虚空蔵求聞持法は、真言を百万遍となえる最も難行とされる修法で、大師青年期の思想形成に大きな影響を及ぼしている。縁起によると延暦12年、桓武天皇(在位781?86)の勅願により堂塔が建立され、弘法大師が本尊の虚空蔵菩薩像をはじめ諸尊を造像して安置し、開創した。山号は修行地の舎心嶽から、また寺名は修行中の大師を守護した大龍(龍神)にちなんでいる。(四国八十八か所霊場会HPより)
・雑感:ロープウェイで訪問です。非常に絶景。弘法大師はここで修行中、空海の名前の「空」にしようと決めたとの伝説があるそうです。2011年の台風6号で本堂が壊れてしまい、現在修復中でした。ということで仮設本堂でのお参りでした。→2014年3月再訪。本堂修復完了してましたので写真差し替え。
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