第16番札所
・住所:徳島県徳島市国府町観音寺49-2
・山号・院号・寺号:光耀山 千手院 観音寺(こうようざん せんじゅいん かんおんじ)
・通称:
・本尊:千手観世音菩薩
・真言:おん ばざらたらま きりく そわか
・ご詠歌:忘れずも導きたまえ観音寺 西方世界弥陀の浄土へ
・由来:寺に伝わる宝物に『観音寺縁起』一巻がある。巻末に「享保十乙秋穀旦 南山沙門某甲謹書」の署名があり、享保10年(1725)に高野山の僧が筆写したことがわかる。その冒頭で「南海道阿波国名東郡観音寺邑 光耀山千手院観音寺縁起」と書き出し、観音寺が弘法大師によって創建され、大師自ら千手観音像を彫造して本尊にしたこと、また脇侍像に悪魔を降伏する不動明王像、鎮護国家の毘沙門天像を刻んだことや、徳島藩主の蜂須賀綱矩公が新築・移転に協力したことなどの寺史が詳しく記されている。この『縁起』とは別に、寺伝では聖武天皇(在位724?49)が天平13年、全国68ヶ所に国分寺・国分尼に寺を創建したときに、行基菩薩に命じて勅願道場として建立した由緒ある古刹とされている。弘法大師がこの地を訪ねているのは弘仁7年(816)のころで、本尊像などを彫造して再興し、現在の寺名を定めたとされている。(四国八十八か所霊場会HPより)
・雑感:朝一番に訪問しましたが、既に火のついた蝋燭がありました。ここは子供の夜泣きを止めてくれる「夜泣き地蔵」があります。ご利益をあずかったお礼にと、よだれかけが奉納されています。
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