第3番札所  金泉寺

山門 本堂 大師堂

第3番札所
・住所:徳島県板野郡板野町大寺字亀山下66
・山号・院号・寺号:亀光山 釈迦院 金泉寺(きこうざん しゃかいん こんせんじ)
・通称:
・本尊:釈迦如来(伝行基作)
・真言:のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
・ご詠歌:極楽の宝の池を思えただ 黄金の泉すみたたえたる

・由来:聖武天皇(在位724?49)の勅願により行基菩薩が寺塔を建立し、「金光明寺」と命名されたと伝えられる。そのころの本尊は高さ約91センチの釈迦如来像で、脇侍に阿弥陀如来、薬師如来の三尊像を安置して開基したという。弘仁年間(810?24)になって弘法大師が四国を巡教された際、村の人たちが日照りに苦しんでいるのを見て、この地に井戸を掘られた。この井戸から湧き出た水は霊水で、「長寿をもたらす黄金の井戸」とされ、寺名の「金光明寺」を改め、「金泉寺」とした。その後、亀山天皇(在位1259?74)が法皇になられ、弘法大師を篤く信仰されて各地の霊跡を巡拝、金泉寺にもしばらく滞在された。
その間に、京都の三十三間堂(蓮華王院)に倣ならった堂舎を建立し、1,000の千手観音像を祀られ、背後の山を「亀山」と命名し、山号も「亀光山」と改めた。(四国八十八か所霊場会HPより)

・雑感:天気も良く歩き遍路の人も気持ちよさそうです。ここは古くから熊蜂が多く飛んでくることがあって、悪行の遍路を懲らしめたともいわれているそうです。





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