第1番札所
・住所:徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
・山号・院号・寺号:竺和山 一乗院 霊山寺(じくわざん いちじょういん りょうぜんじ)
・通称:
・本尊:釈迦如来
・真言:のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
・ご詠歌:霊山の釈迦のみ前にめぐりきて よろずの罪も消えうせにけり
・由来:縁起によると、聖武天皇(在位724?49)の勅願により行基菩薩が開創された。弘仁6年(815)、弘法大師が四国の東北から右廻りに巡教された際、この地で衆生の88の煩悩を浄化し、また衆生と自らの厄難を攘はらって、心身の救済ができる霊場を開こうと37日間の修法をされた。その時、仏法を説く一老師をたくさんの僧侶が取り囲み、熱心に耳を傾けている霊感を得た。大師は、その光景が天竺(インド)の霊鷲山で釈迦が説法をしていた情景と似ていると感じとり、インドの霊山を和国(日本)に移す意味で「竺和山・霊山寺」と名づけられた。
このときの念持仏が釈迦誕生仏像であり、本尊の前に納められたことから四国八十八ヶ所の第一番札所とさだめ、霊場の開設・成就を祈願されたと伝えられる。(四国八十八か所霊場会HPより)
・雑感:ここが「発願の寺」、「同行二人」の長い旅となる。一番札所ということもあり、巡礼用品を売る店も賑わっています。また今年は閏年でもあるので逆打ち満願の人もいると思われます。
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