所在地:沖縄県石垣市字大川178番地
アクセス:空港〜バス
形式・作庭:琉球庭園、伝 城間親雲工
文化財:国指定名勝
宮良殿内(みやらドゥンチ)石垣市大川にある王府時代の建造物。l8l9年八重山頭職の宮良(親雲上)当演時代に建造。首里の貴族屋敷をまねた建築といわれる。王府時代の住宅建築は階級や制度による規格があり、八重山の頭がこのような家屋敷を構えるのは違法であるとして、5回にわたって首里王府から取り壌しを命じられたが従わず、l874年(尚泰27)、検使の譴責にあい茅葺きに改められ、廃藩置県後,現在の本瓦葺きになった。周囲を石垣でかこい、東南面に表門(四脚門)を設け、前庭と中庭を配し,東側に庭園を築く。建物は木造平屋建てで周囲に雨端を設けている。庭園は琉球石灰岩の巨石を多く配し琉球庭園の特徴を遺憾なく発揮した造りで、石垣家庭園と同様、城間親雲工の作と伝えられる。
(沖縄観光ガイドHPより)
私的満足度「★★★」:入場料200円の表示はあるのですが、どこにも料金所がありません。南の果ての名勝庭園なかなか素晴らしいものでした。
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