46鹿児島県 一宇治城

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所在地:鹿児島県日置市伊集院町大田700
アクセス:JR伊集院駅〜徒歩
文化財:国史跡

城山公園は中世山城の一宇治城跡であり、歴史的な重要性を考慮し、史跡公園的な計画のもとに、自然地形を最大限に利用しながら整備を実施しています。また、かたらいの広場(神明城跡)の展望台(地上16m)からは、市街地・東シナ海・桜島などの大パノラマが望めます。

城山は、一宇治城跡(鉄丸城)と呼ばれた城の跡です。この城に初めて住み城主となったのは、今から約800年前の鎌倉時代の初め、伊集院郡司の紀四郎時清でした。その後、4代に続き次に島津氏の一族伊集院久兼が城主となり数代続きました。その頃は全くの山城で、北は神之川が流れ、三方は絶壁で天然の要塞でした。のちに島津本家の城となり、第15代の太守島津貴久がこの城を中心として薩摩・大隅の平定に力を尽くしました。このころになると、山の上に館もでき、子供の義久、義弘、歳久公も住みましたが、天文19年(1550年)に貴久が鹿児島の内城へ移りましたので、廃城となりました。

キリスト教布教のため日本を目指したザビエルは天文18年(1854年)にマラッカで知り合ったヤジロウの故郷鹿児島につきました。領主島津貴久は居城の一宇治城で謁見し、日本では初めてキリスト教の布教を許可したとされています。(日置市観光協会HPより)

私的満足度「★」:伊集院駅から徒歩10分くらいの山城です。物見櫓風滑り台が勇ましです。



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