所在地:鹿児島県志布志市帖6539 アクセス:JR日南線志布志駅〜タクシー 形式・作庭:枯山水庭園、他 文化財: 宝満寺は「律宗秘山密教院宝満寺」と称し、奈良時代の神亀年間に聖武天皇が 皇国鎮護のため創建されたと伝えられています。正和5年(1316年)信仙上人が 再建し、本山の奈良西大寺から如意輪観音象を移し本尊としました。この仏像は 運慶作と伝えられ、地域の人々に深く信仰されてきました。 旧暦4月8日の釈迦祭りは賑わい、特に安産祈願の護符は霊験あらたかであり、 花嫁を馬の背に花婿が手綱をとるシャンシャン馬の参詣風物は宝満寺が始まりと されています。寺は、明治2年の廃仏棄釈によって焼失しましたが、人々の観音様 への信仰は途絶えず、信仰者によって新たに観音堂が立てられ、現在も4月29日の 「お釈迦祭り」にはシャンシャン馬や白象、稚児行列など盛大に催されます。 今も、宝満寺には中国様式の畔池を廻らせた庭園や、下馬札、仁王像、岩窟文殊、 歴代住職墓地などが残り「千亀女」や「オサン狐」などの民話が伝わり、宝満寺の 在りし日の盛華を偲ばせてくれます。(志布志町HPより) 私的満足度「★」:何とも渋〜い感じのお寺です。苔むした庭園跡も素敵です。 |