所在地:宮崎県都城市都島町字本城 アクセス:JR日豊本線都城駅〜バス 都城城は、永和元年に北郷義久によって築かれた。 北郷氏は、島津宗家4代忠宗の六男資忠が北郷氏を称し、義久は北郷氏2代目。以後都城城は、北郷氏累代の居城となるが、文禄4年に薩摩祁答院37,000石へ移封され、伊集院忠棟が豊臣秀吉の命で大隅鹿屋から移され8万石の城主となった。慶長4年、島津宗家の継承問題から伊集院忠棟は、当主島津忠恒(後に家久)によってお手討になった。そのため、忠棟の子忠真は庄内の乱を起こした。 庄内の乱後、伊集院忠真は殺害され、替わって北郷忠能が41,300石を領して都城城主となった。元和元年、一国一城令により都城城は廃城となり、北郷氏は領主館を築いて明治まで都城を領した。 私的満足度「★」:かっこいい歴史資料館が建ってます。 |