所在地:大分県中津市二ノ丁 アクセス:JR日豊本線中津駅〜バス 中津城は黒田孝高(如水)によって創築された。関ヶ原後には細川忠興が入り未完成であった城の築城を続行。その後本城を小倉に移し、中津には城代として子の忠利が置かれたが、のちに再び忠興が入り隠居城とした。細川氏の熊本転封後は小笠原氏を経て、享保2年(1717年)に奥平氏が入り、明治に至るまで在城した。天守は築かれなかった。 廃藩を前に城の建物の大部分は取り壊され、残った御殿も西南戦争に呼応した旧藩士の襲撃を受け焼失した。昭和35年、旧藩主子孫によって模擬天守・櫓が建てられた。 私的満足度「★★」:ここも桜で有名です。中津城は奥平家の人が社長を務める会社の私有地なのですが、多額の維持費に耐え切れないことを理由に売却する話があり、今後の展開が注目されています |