43熊本県 宇土古城

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所在地:熊本県宇土市神馬町
アクセス:JR鹿児島本線宇土駅〜タクシー
文化財:国史跡

現在の市街地の西側に位置する「西岡台」(写真右)と呼ばれる小高い独立した丘稜を利用して築かれています。この丘稜は,東西の長さが約700メートル,南北の最大の幅が約350メートル,最高位部の標高約39メートルであり,この丘のほぼ全域が城域であったと考えられています。
中世宇土城の中心になるのが「千畳敷」と呼ばれるところで,おびただしい数の柱の痕跡(柱を立てるための穴)が重なりあって残っていました。このことは建物が何回も建てかえられたことを示しています。この千畳敷は,古墳時代前期(4世紀頃)には防御機能を持った首長の居館としても利用されており,5世紀頃には古墳が造られた形跡もあります。
中世宇土城の築城は,1048年(治承3年)と考えられていますが,城主は宇土氏や名和氏など度々代わっています。最終的には,1588年(天正16年)宇土24万石の大名として入国した小西行長が,西岡台の東に隣接する通称「城山」に新城(近世宇土城)を建設した時点で,長い間続いた城としての役目を終えました。
現在,国の史跡に指定され,歴史公園としての整備が進められています。(宇土市HPより)


私的満足度「★」:いかにも古城です。宇土城址の側にありますので一緒にどうぞ。


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