所在地:阿蘇郡南小国町大字満願寺
アクセス:JR「阿蘇駅」〜バス
形式・作庭:池泉回遊式庭園
文化財:県指定名勝
「満願寺は、文永11年(1274)6月に北条時定が敵国(蒙古)降伏を祈願する勅宣をえて建立したもので亀山天皇の第二皇子経呆大僧正を開基とした。
庭園は正面に心字池を掘り池辺を自然石でたたみ、所々に石を立て中央に石橋を渡している。全体につつじを主体とする低い刈込みを配する。樹種や配石には少し変化がみられるが肥後に残る室町時代の庭園として貴重である。
寺伝によると鎌倉の初期、梶原某が阿蘇家に巻狩の様式を習得にきての帰途、当所に立ちより心字形の池や親子石といわれる石組みを築いた良園という。
中央の亀島には北条随時が京都大内山より移植したと伝える都忘れのつつじがあったというが今は枯れ絶えている。」(南小国町教育委員会)(現地案内板より)
私的満足度「★★」:以前来た時にはお庭が有名とは知らず温泉にのみ入ってきました。今回はお庭をみるためだけに黒川からタクシーでやってきました。水が張られていませんでしたが、なかなか良いお庭でした。
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