所在地:熊本県人吉市麓町 アクセス:JR肥薩線人吉駅〜バス 文化財:国史跡 人吉城の創建は平安末期ごろと言われ、鎌倉幕府の命で相良長頼が入城して以来、相良氏歴代の居城となった。戦国末から江戸初期にかけて相良義陽・頼房父子によって新たに城が築かれたが、天守は築かれなかった。幕末の火災で多くの建物を焼失し、完全に復旧しないまま明治を迎えた。 廃藩後城の建物は取り壊され、西南戦争に際しては市街の大半を焼失した。平成5年に、大手門脇の櫓が復元された。 人吉城は、明治維新まで人吉球磨地方を統治していた相良家の居城で、またの名を繊月城といいます。城の北側は球磨川、西側は胸川、東、南側は険しい山々に囲まれた難攻不落の自然の要塞でしたが、1862年に城下町の大半を焼き尽くしたという“寅助火事”により焼失してしまいました。 現在、公園としての整備が進み、地元住民の憩いの場となっているほか、平成17年には城跡近くに人吉城歴史館が開館、平成18年には日本百名城に選ばれており、観光名所としても再注目されています。(人吉市HP等より) 私的満足度「★★」:球磨川の流れと城の石垣の取り合わせが素敵です。人吉は町全体に見所多いです。温泉も気取らぬ感じで渋い持ち味を出しています。 |