所在地:対馬市厳原町金石 アクセス:厳原港〜徒歩 文化財:国史跡 清水山【しみずやま】の南麓に位置し、前を清流金石川が流れる。築城年は不明であるが、「宗氏家譜」に、1528(享禄元)年、宗盛治の兵乱により池の館が炎上し、「盛賢(将盛)府城を金石に移す」と記されている。1665(寛文5)年、国分寺を移転、城郭を拡張し、大手門に櫓を建て金石城と称したが、天守閣はなかった。1676(延宝6)年に桟原の館が完成し、新しい府城となるが、その後も金石城は存在し、1813(文化10)年の火災で大手の櫓が焼失した時、幕府に願い出て復旧費二千両の貸与を許され、1817(文化14)年にこれを再建した。この門は、1919(大正8)年まで保存されていたが、解体された。1990(平成2)年、櫓門が記録に基づき復元され、景観が往時をしのばせている。 私的満足度「★」:復元櫓門くらいしか見れませんがここら辺一帯見所が多いです。 |