所在地:長崎県長崎市深堀町 アクセス:JR長崎本線長崎駅〜バス 建長7年(1255)、この地に深堀能仲(鍋島家の始祖)が地頭として下向した。深堀氏は本姓は三浦で、上総国深堀(千葉県大原町)の出身である。能仲が承久の乱(1221年)の勲功により戸八ヶ浦と呼ばれたこの地に下ると、この地は領主の名をとって深堀と呼ばれるようになった。以来、この地に在住した深堀氏は長崎氏と絶えず対立した。戦国時代、深堀純賢は、大村純忠に臣従する長崎純景に対し、佐賀の龍造寺隆信に従って対抗したが、龍造寺氏に代わって鍋島氏が勢力を誇ると、深堀氏は鍋島氏に臣従して近世に及んだ。近世では、深堀氏は鍋島氏の家老となって鍋島を称し、知行地は佐賀藩の飛地となり、同氏の館は陣屋と呼ばれた。 私的満足度「★★」:「長崎さるく」をみて訪問。超マイナーな観光地なのでしょうが、とっても良い思い出になりました。 |