41佐賀県 千栗八幡宮



所在地:佐賀県みやき町大字白壁2403

アクセス:JR久留米駅~バス

文化財:町の文化財:肥前鳥居(第一鳥居)

「鎮西要略」によれば「神亀元年(724年)肥前国養父郡の郡司壬生春成が八幡大神の御神託を蒙(こうむ)って千根(ちこん)の栗が生えている地に創祀した」と伝えられています。

なぜ「千栗」と書いて「ちりく」と読むかというと、壬生春成が千栗山に猟をしに行くと、八幡大菩薩の使いである一羽の白い鳩が飛んできて弓の先に止まりました。その晩、白髪の翁が丸い盆に千個の栗を盛って枕元に授け、「この地に八幡神を祀れ」という夢を見ました。翌日、再び千栗山に猟に行くと、何と逆さに植わった千個の栗から栗の木が一夜のうちに生い茂っていたことから「くり」を逆さにして、「ちりく」というようになったとの言い伝えがあります。

承平年間(931年〜938年)に宇佐八幡宮の別宮になり、以来、五所別宮(大分八幡・千栗八幡・藤崎八幡・新田八幡・鹿児島神宮)の一と称せられ朝廷からも厚く崇敬を受けていました。

慶長14年(1609)には後陽成天皇より「肥前国総廟一宮鎮守千栗八幡大菩薩」の勅頼を賜りました。中世以降は肥前国一の宮と呼ばれています。(みやき町HPより)

私的満足度「★★」:階段きついです。「栄光への階段」との石碑があり、バルセロナとアタランタの両オリンピックで金と銀のメダルを受けた古賀稔彦氏がこの階段で練習に励んだようです。立派な鳥居ですが、町の文化財レベルでした。


 



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