所在地:福岡県久留米市寺町15 アクセス:西鉄久留米駅〜徒歩 作庭:阿理城 文化財: 誓行寺は釈浄清を開基とする。そもそも釈浄清の父である佐田某(その祖は安部宗任より出ずると伝える)天文年中に僧侶(釈淨近)となり、本願寺に帰依し弘治元年(1555)御井郡下弓削村に仏閣を建立したのが始まりである。慶長8年(1603)二代祐玄の時、久留米元町(城南町祇園社附近)に移転、三代休圓寛永11年(1634)初めて誓行寺と称す。元和7年(1621)寺町(当地の東側)ヘ、正保3年(1646)西側の当地へ移り、念仏道場として今日に至る。 境内に緑を育むこの庭園は、作庭家としても知られた11世住職の作風、すなわち『自然流(じねんりゅう)』または『誓行寺流』と呼ばれる様式を今もその前庭に伝えているという。阿理城(ほとりりじょう)というこの11世住職は、30年の在職ののちに隠退して以後、西町の内藤邸の庭園、筑前の麻生邸の庭園などなど、数多の庭の作を指導し、時代も大正に移ろうとする明治45年(西暦1912年)の6月に佐賀で没した。手掛けた庭のなかでも、佐賀神崎郡の九年庵(くねんあん/旧伊丹邸)は実に9年の歳月を費やしたもので、作庭家―阿理城の代表的作品と言われ、平成7年(西暦1995年)の2月21日より国の名勝ともなっている。(ウィキペディアHP等より) 私的満足度「★」:九年庵の庭を作った阿理城さんの作品と聞き訪問しました。いわゆる自然流だそうですが、よく判らなかったです。 |