所在地:福岡県小郡市松崎 アクセス:甘木鉄道松崎駅〜徒歩 松崎城は、寛文11年に有馬豊範によって築かれた。 豊範は、但馬出石城主小出吉重の次男に生まれ、叔父の筑後久留米城主有馬忠頼の養子となった。 寛文8年に有馬忠頼の跡を忠頼の実子頼利が継ぎ、豊範は松崎1万石を分知された。貞享元年、陸奥窪田土方雄隆に子がなく家督相続をめぐってのお家騒動となり土方氏は改易となった。有馬豊範はこのお家騒動に連座して幕府より領地没収となった。以後松崎城は幕府直轄領(天領)となり、貞享2年幕府によって破却され廃城となった。 私的満足度「★」:あまり遺構は残ってませんでした。後日宿場の構え(虎口)の遺構が残っているとのことを知りましたが、どうやら見落としました。 |