37香川県 多度津陣屋

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所在地:香川県仲多度郡多度津町東新町
アクセス:JR予讃本線多度津駅〜徒歩

 多度津陣屋は文政10年(1827年)京極高質によって築かれ、それまで居所のあった丸亀城内より移転した。多度津藩の創設は元禄七年(一六九四)京極高通は一万石の初代藩主となり、以後高慶・高文・高賢・高琢・高典と明治維新まで百七十六年間続き、多くの文化的遺産を多度津の町に残している。多度津藩三代目までは丸亀城内居館で執政されていたが、四代目藩主京極高賢公の時に、文政九年家中屋敷(陣屋)の構築工事にかかり、居館(御殿・新御殿)・調練城・武具庫・鼓桜・藩校自明館・剣術道場・藩米倉庫・作業場などを完備し、外廊、外門三カ所を設け、同十年に完成した。
 多度津陣屋の敷地は、およそ六千六百坪で、御殿の正面には堀を渡って東側一帯に家中屋敷、中央の大手通りに面して武家屋敷を配している。
明治4年、廃藩置県を前に自ら願い出て廃藩となった。陣屋跡は医院の敷地やJRの工場などとなり石垣の一部や堀跡が残る。また、周囲には武家屋敷の遺構も残っている。なお、御殿の一部が寺院に移築されている。(多度津今昔物語HPより)

私的満足度「★」:うろうろ歩き回ったのですが、結局ここだと判りませんでした。写真はおそらくここと思った所。ちがうかな。


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