所在地:香川県善通寺市文京町四丁目5番4号
アクセス:善通寺駅~バス
文化財:
昭和8年鎮座。明治31年、善通寺に第11師団が新設され、初代の師団長として34年まで2年7ヶ月の間、この地に住まわれた。讃岐宮として護国神社と相宮
。(乃木神社HPより)
陸軍大将として多くの人々から尊敬された乃木希典(のぎまれすけ)は、嘉永2年(1849年)に長州藩士として江戸に生まれ、藩校明倫館に学びました。旧幕府と新政府軍の戦いであった戊申(ぼしん)戦争、西南戦争に参加した後、ドイツに留学して軍政や戦術を学び、帰国後は陸軍改革に取り組みました。日清戦争従軍、台湾総督を経て、明治31年(1898年)に善通寺の陸軍第11師団の初代師団長として着任しました。
師団長として赴任した2年8ヶ月、乃木希典は金倉寺(こんぞうじ)を宿舎としました。大晦日のこと、東京から静子夫人が面会に来ましたが、会わずに追い返します。途方にくれた婦人は、しばらく境内の松のたもとにたたずみますが、やがて夫の意をくんで帰っていきました。この話は明治の軍人の気骨をしのばせる逸話となり、夫人がたたずんだ松は「妻返しの松」と呼ばれています。
日露戦争では、第3軍司令官として旅順を攻略。参議官、学習院長を歴任し、1912年、明治天皇の御大葬の当日に夫人とともに殉死しました。(善通寺市HPより)
私的満足度「★」:善通寺参拝の帰りに訪問。ここは陸軍第11師団があったこともあり神社も大きいですね。
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