住所;香川県綾歌郡宇多津町1435
アクセス;JR宇多津駅〜徒歩
作庭・作者:
文化財:
御詠歌:をどりはね念佛唱ふ道場寺ひょうしをそろへ鐘を打つなり
宇多津の町へ入ると右手青野山の麓に郷照寺がある。霊亀年間(七一五〜一七)行基菩薩によって開創され、仏光山道場寺と名づけられ、ご本尊の阿弥陀如来は行基菩薩の作という。後に弘法大師が留錫して荒廃した伽藍を改築し霊場に定めた。やがて理源大師や道範阿闍梨が寺にとどまり、後に一遍上人が伽藍を再興した。天授年間より子院七ヵ寺を有して盛んであったが、元亀、天正の兵火で焼失した。その後伽藍は復旧し、文化二年(一八〇五)には藩主が病気平癒を祈願し、それが成就したので大書院を建立し、四石の保護料を寄進したという。寛永年間には時宗に改められている。急な参道を登りつめたところに本堂があり、さらに坂を登ると大師堂。この手前には万躰観音を安置した洞窟がある。一方、本堂近くの庚申堂にまつられた青面金剛は病魔を除くに霊験あらたかと地元の人や遍路が信仰している。参道入口の地蔵餅は大きくてうまいので、遍路に人気がある。
庭園の築山にある、樹齢400年というホルト(モガシ)の巨木。文禄3年(1594)本島の信者が中国から苗木を持ち帰ったものという。樹高26m、幹周り約4mという大きさは日本有数で、県指定自然保存物。(四国観光立県推進協議会HPより)
私的満足度「★」:色づくと良い庭かと思います。写真映りの良いだろう方角が立ち入り禁止区域になっていたので、やや不本意な写真になりました。また、池からホースが浮き出ていたりしてセンスが悪い庭でした。
平成24年11月再訪。紅葉時期なので少し良い写真が撮れました。でも今回もホース出しっぱなし。こうしたことを気にしない所なんでしょうね。写真差し替え。
|