住所:名西郡石井町城ノ内605 アクセス:JR徳島駅〜バス 作庭・作者: 文化財: 高祖弘法大師学問所童学寺は、日本の大偉人弘法大師さま、ご幼名を神童と称されし頃に、当山に久しく留滯なされて、学問御修行遊ばされました由緒深き所由をもって寺号とす。お大師様は当山において、「いろは歌」四十七文字を創作せられて、児童等にひろく教えられました。これは日本の民衆教育の最初であり、この「いろは歌」により日本文化の発展の基礎を創られたことは、お大師様御一代の御事業中特筆すべき千古に輝く御功績である。境内裏庭逍逢園入口には、台詞が硯の水を求めたというお筆の加持水という泉があり、以来一滴の水の絶えることを知らない。この水を飲めば緒病はことごとく治癒し、硯にたくわえ書道の修練に用いたならば誰でも筆達者になれる等々、この霊水は大師を静かにたゆまなく今に語り伝えるのである。後、弘法大師はこの地に於いて 厄除薬師如来(国宝)、阿弥陀如来、観音菩薩、持国天、毘沙門天、歓喜天、(いずれも準国宝)を彫刻し、一小堂を建立し薬師如来を本尊としてこれを安置し、日を重ねて祈り夜を重ねて誓われたのである。この薬師如来こそ当寺に現存する御本尊である。(四国別格二十霊場HPより) 童学寺は真言宗小野派の寺院で、本尊薬師如来像は国指定重要文化財に指定されている。弘法大師が幼い頃この寺で学問に励んだというところからこの寺名となった。庭園の岩組は総体に小粒であるが、ゆるやかな稜線が軽快さを表している。(阿波ナビHPより) 私的満足度「★★★」:別格20霊場の第2番札所になっていました。あまり期待せず行ったために、お庭を見たとたん、思わず「お〜」と感動してしまいました。別格霊場はすでに八十八ヶ所の巡拝を終えた方が改めてこの二十ヶ寺を巡り、あわせて百八ヶ寺として人間の百八煩悩を滅するのもよしとされたものだそうです。 |