住所:徳島県徳島市川内町宮島本浦184 アクセス:JR徳島駅〜バス 作庭・作者:枯山水、伝、沢口助之丞 文化財: 板東十郎兵衛の築庭にかかる純日本式の庭園で、「鶴亀の庭」と称されています。昔ながらの練塀に囲まれ、黒松と自然石が巧みに配置されています。この庭を望む母屋は、小松島市の藍商の屋敷から移築したものです。(阿波十郎兵衛屋敷市HPより) 明和5年、近松半二が傾城阿波の鳴門を書きおろした前後、土佐泊の沢口助之丞によって作られたと思われる。小規模な枯山水庭で、鶴亀の庭とも称されている。(阿波ナビHPより) 私的満足度「★」:団体客が次々やってきます。お庭はまあまあといったところ。十郎兵衛は信望が厚く、藩から「他国米積入れ川口裁判改め役」に任じられ、他国から”輸入”した米を検査する仕事を任される。ところが、部下に不正を働く者がおり、幕府の隠密もやがて藩の米の”密輸”をかぎつける。”密輸”を幕府に知られた藩は、罪を全て十郎兵衛に押しつけ、元禄11年(1698)11月21日、処刑する。近松半二の作品は、処刑の70年後に発表さえるが、十郎兵衛、お弓、おつるのキャラクターを借用しただけで、この事件とは関係ないストーリーになっています。 |