35山口県 玉祖神社



所在地:山口県防府市大字大崎1690

アクセス:山陽本線防府駅~バス

文化財:「周防国一宮造替神殿宝物等目録」(国・重文)

物証はないが、勾玉や管玉を作る集団である玉造部が祖神玉祖命を祀るために創建したと考えられている。

日本書紀によれば、景行天皇が熊襲征伐のために西行する途中、この地の神夏磯媛(かみかしひめ)を長とする一族が神器を捧げ恭順を示し、このとき天皇は玉祖神社で戦勝祈願したという。

社伝によれば、祭神の玉祖命がこの地で亡くなったため、社殿を造営して祀ったのに始まるとされ、附近には玉祖命の墳墓と伝えられる「玉の石屋」がある。平安時代には周防国一宮として崇敬を受け、中世以降も歴代領主から崇敬された。神階は康保元年(964年)に従一位まで昇った。

東大寺再建の用材調達のために佐波川流域を訪れていた俊乗坊重源は、その完成の感謝として建久6年(1195)に玉祖神社に社殿と10町の免田を寄進した。社では重源が加判した「周防国一宮造替神殿宝物等目録」(国・重文)を所蔵している。(ウィッキペディアHPより)

私的満足度「★」:社名は、通常「たまのおや」と呼ぶが、「たまのや」「たまそ」「たまつ」と呼ばれる場合もある。防府の駅からのバスは非常に少ないので苦労しました。御朱印は書置きを500円で入手。


 

 


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