所在地:宇部市小串210 アクセス:JR宇部線宇部新川駅〜タクシー 形式・作庭:池泉式庭園 文化財:国指定名勝 庭園は境内北側の書院の前にあり、築山と池を組み合わせた庭で竜心庭(りゅうしんてい)と呼んでいる。南向きの丘陵に中心となる石を立て、その石の下に池に落ちるように枯滝(石を組んで滝を表すもの)を組んでいる。池の中には八個の中型の立石を二列に配置して、全体として均整がとれ、立体感を添えている。 このような庭園は、14世紀(南北朝時代)につくられたと伝えられる京都の知恩院や南禅寺に似た型があり、この庭園の原型がつくられたのも南北朝時代のころと考えられる。 宗隣寺は、宇部の領主となった萩藩の家老福原広俊が、1670年(寛文10)、父の元俊の冥福をいのるために、古くからあって荒れていた普済寺(ふさいじ)の地に建てた。この庭園も、昔の普済寺の池や庭を改修整備したものといわれ、県内における最も古い庭園と考えられる。1968年(昭和43)に復元・改修工事が行われている。(宗隣寺HPより) 私的満足度「★★」:宇部新川からタクシーで訪問。近いようで何だかんだで博多から1日仕事になってしまいました。横幅広くて写真撮りづらかったです。 |